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留学生の見た日本∼最終プロジェクトワークから~

2月2日(木)

昨日は、今年度最後の日本語の授業でした🎉
締めくくりは、日本語上級クラスの終了プロジェクトワーク。
半年のコースの終わりに、各学生が自分の興味のあるテーマついて
調べて、ポスターを作って日本語で発表します。
毎学期同じ課題をするのですが、学生たちの優秀さに拍手喝采!
2週間くらいでここまで仕上げるとは、さすが、国費留学生。

しかも、テーマは多種多様〜。

伊勢神宮と出雲大社のちがい  「参拝のしかた 違います:
画古墳〜高松塚とキトラ〜  「どちらも、星宿図が、描かれています」
津安二郎の世界~ 永遠に通じるものこそ、常に新しい(小津の名言)」
どうして日本を選んだか  
40人の留学生にアンケートしました!」
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などの正統派から、
・相撲・ラーメン・お弁当文化・駄菓子屋さん・おせち料理の意味」など

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日本に来た留学生たちが何に興味を持ったのか、
垣間見ることができます。
単なる紹介に終わらないよう、
「どうして、駄菓子は、今人気がなくなったのか」
「一番古いお弁当は、弥生時代の糒(ほしいい:漢字も読めません)です」
自分なりの考察も加えます。

日本人さえ知らないこともたーくさんあり(口裂け女の撃退法!)、ホントに興味津々。
珍しいところでは
・日本の都市伝説(トイレの花子さん、メリーさん、口裂け女…)
・関西の動物おみくじ
・日本女性の好きな調味料顔(しょうゆ顔とソース顔だけではないわけね)
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など。。。。10分間の発表時間では、足りないくらいでした。

しかも、このクラスは、日本人学生のビジターさんが毎回来てくれる
というなんとも恵まれた環境でした。国籍を超えてみんな和気藹々と
ホントに楽しく半年過ごしました。ビジターさんは4年生で、
「この授業が大学時代の最後の授業でした、
ほんとにみんな、優しくて、いい思い出になりました」とのこと。
名残惜しそうに、みんな、連絡先を交換しあっていましたね。
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学生時代は、いつ思いだしてもキラキラ輝く時間です。
みんなのそのキラキラのひと粒に、このJA500の授業を加輪っていたらうれしいです。。
「朝イチの授業は 辛かったけど、日本語クラスのみんなに会えるから
頑張ってきました」
「3回もスピーチがあるなんて、嫌だったけど、どんどん自分でも上手になるのが
わかりました。そして、クラスメートも、ほんとに上手になったと思います。」
など、嬉しいコメントももらいました。
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最後に昔話のトピックに出てきた「きびだんご」を
岡山に帰った時お腰に付けてきましたので
みんなで、わいわい食べました。
だから、みんなに 家来になってもらいました(笑)

鬼退治にかこつけて、みんなまた、集まろうね。

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みんな、元気でね!
また。逢う日まで~。



第一回プラチナブロガーコンテスト



by kokugomirai | 2017-02-02 23:45 | 外国語としての日本語 | Comments(0)