2017年 03月 11日
倉敷出張教室「◯年生の思い出」
3月11日、ふるさとに帰っています。と、
書けるありがたさ。。。岡山駅に降り立って
暖かい日差しを浴びながら、山陽本線に揺られています。
さあ、今日もこどもたちと 未来を描いて来ますね〜!
今日のテーマは
「◯年生の思い出」
毎年、3月の季節作文です。もう、このテーマ4回目の常連さんもいるので
今回は、「語り手の視点を変えて書く」上級編です。
「吾輩は、猫である。。」のように、自分以外のモノが
自分の一年を観察していて、語る。。。という設定です。
低学年さんもいるので、今まで通り、「3年生も終わります 。私は。。。」
で書いても良いよ〜と、提案しました。
最初は、えー!とか言っていた子供たちも
「おいらは、消しゴム。ご主人さまに いつも鉛筆でグリグリされたり
投げられたりしても、じっと我慢して筆箱の家に住んでいる。ある日。。。」
など、例を挙げると、ノリノリになって。。。
結局みんな、上級編に挑戦しました。
五年生の思い出のトップは1泊2日の「海の学習」です。
・一緒について行ったオオサンショウウオの、ポケットポーチが
語り始めます「吾輩の名前は、親方である…、ご主人さまの」
・お次は女の子。「私はなおさんのバックです。お兄ちゃんのお下がりだから、
実はあんまり気に入られていません。でも、頑張ってなおさんの物しっかり運びます。…
四年女子は、書きたい思い出がいっぱい。
「先生、語り手が、交代してもいい?」と、
さらに上級を目指します。
・私は花さんの筆箱です。
・わたくしは、コート様ですわよ
・僕は、弟のたけし1歳だよ。お姉ちゃんはね。。。
なかなか決まらなかったサッカー男子(小5)は、
「ぼくんちの、電話にする!」とのこと。
しかも、自分を一番見守ってくれているモノの目を通して語る。。。
語り手の視点を変えて書くと、自分自身を客観的に把握できます。
これはなかなか、脳にとって刺激的!スラスラ書ける魔法の1つです。
「先生、これ、けっこう、おもしろいなあ😉」
思春期突入中の小4女子にも、なかなか好評でした。
午後からの、岡山教室「心のたね」については、また次回。。。。
by kokugomirai
| 2017-03-11 22:36
| 国語未来塾
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