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倉敷出張教室へ、毎月1回ですが
通い続けて5年目の 夏休み。

「先生~、今年は 読書感想文お願いします!」
と、子供たちからも 声があがりました。

通常は、90分×3回=270分のコースですが
3回も、出張することはできません。

そこで、先に『魔法の読書感想文シート』を渡し
・1回目の授業までに シートをしっかり書き上げてくること
・3年以上 通ってきていること
 
この二つを条件に、7月に1回目(120分)を開催しました。
そして、2回目(120分)が 昨日の「山の日」でした。

自分で書くと、どうしても、あらすじ中心になってしまいます。
1組目の小5女子さんは、1枚半書いていたものの
自分の感想は5行ほど・・・そこを指摘すると
「うん、書きなおす!」お~、がんばりますね!

旅猫レポートという楽しそうな題名とは ウラハラの
ちょっと、切ない大人向けのお話・・・
共感できる部分を拾い上げ、紡いで 完成させました。

もう一人は耳の聞こえない メジャーリーガー
ウィリアム・ホイ』今年の課題図書です。
毎月の作文課題は、あっという間に書き上げる
作文大好きの小4女子さん。ですが、読書感想文は
ちょっと勝手がちがうようです。2時間ぶっ通しは さすがにしんどく
フラフラになりながらも、「ウィリアムさんが、もし私の学校に来たら・・・」
と想像しながら書き上げました。

続く2組目の小6女子さん。二人とも、きっちり3枚書いてきていました。
選んだ本は『言葉屋』『びりっかすの神様』
どちらも、読書感想文の定番です。
『私が言珠(ことだま)をもらったら…』どんなふうに
活用したいか、みんなが言珠を持ったなら、争いはなくなるのでは?
と、色々思いを巡らせました。
「びり」でも「かす」でも、『神様』になれるとしたら
みんな、何でもハッピーにすごせるはず!題名になぜ「神様」がついているのか
とことんこだわってみました。

お昼を挟んで、小5女子二人組。
全くタイプのちがう 二人のお嬢さん。
『ワンダー』チキン』という
これまた 全くタイプの違う本を選んで、それぞれのペースで書きました。
ポイントは、自分にどれだけ引きつけられるかということ。
「ワンダー」は、ワンダーの訳語「奇形→驚異→奇跡」へと 
物語が進んでいくことを読み解きました。
『チキン』は、もし、自分のクラスに登場人物の二人がいたら
どんなふうかな~と。

続きは男子二人。5年と6年です。
1人は、同じ『チキン』。小学校の生徒会長にも選ばれた「ヒーロー」の自分も
引っ越してきたばかりの時は、もちろん「チキン」(臆病者・弱虫)。
だから、周りの子供で『チキン寄りの友達』に『ヒーロー』になるコツ!を
伝授してあげようというストーリーに仕上げました。
もう一人も課題図書の『転んでも 大丈夫』。
これまた、今までの自分が全く知らない義肢装具士のお話。
読んだ後、もっといろんなことに、あきらめずに
挑戦したいと思うようになったそうです。
まずは、今年の学習発表会では 今までは、「ど~せ」とあきらめていた
定員1名の「小だいこ」に挑戦しようと思う!としめくくりました。

最後は、大物。中2男子。本を読むのは大好き!だけど
書くのは 大嫌い・・・それなのに、原稿用紙5枚です。
『妖怪アパートの 幽雅な日常』を選び、
自分が一番心に響いた一文
「君の人生は長く 世界は果てしなく広い。肩の力を抜いていこう」にこだわって
中一の時行った、野外キャンプ活動での話を1枚半くらい書きました。

そう、読書感想文=読後の感想文。

あらすじではなく、読んだ後、自分が一番心に響いたことを中心に
まとめると、すんなりいきます。
あらすじを、1行も書かない場合もあるくらいです。

「本」は、あくまできっかけなのです。
読む前と、読んだ後と、自分の中にどんな変化があったのか、
もし、そこに「何の変化もない」のなら、本を潔く変えることを
おすすめします。

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倉敷は、どこを写しても 絵になります。
だいすきな 街。
そぞろ歩きに ぴったりの街 です。








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by kokugomirai | 2017-08-12 07:46 | 国語未来塾 | Comments(0)