カテゴリ:徒然なるままに( 25 )

熊野古道(その2)

熊野古道 二日目。
早起きして、いよいよ 本宮を目指します。

4本ある熊野古道の一つ 中辺路(なかへじ)を通ります。
スタートは 発心門王子(ほっしんもんおうじ)
e0365999_13184072.jpg


「王子」とは、熊野権現の分霊を祀った場所で 
ちょうど、歩き疲れると「王子」があり 
昔の人も、きっとここで一息ついたのだろうなあ~と思います。
ここは「水呑み王子」

e0365999_14174005.jpg
 

お花が咲き乱れる 野中も 通ります

e0365999_13193775.jpg

最近 めったにお目にかかれない れんげ畑。
国語未来塾の子供たちにも 見せてあげなくちゃ。


e0365999_13200463.jpg

中世のころ 一番 多くの人が
この道を通って、熊野に向かったそうです。


e0365999_14315317.jpg
擦り切れた 石畳が続く古道
一体 何人の人が 
この石を踏みしめて いったことでしょう。 

e0365999_13190485.jpg
道が記憶している
その想いにふれながら 私も一歩一歩

 
e0365999_14373612.jpg

最後の「祓殿(はらいど)王子」
1201年には 藤原定家もこの王子近くの地蔵堂で
後鳥羽上皇の一行を待って 熊野本宮へ向かったとのこと。



e0365999_14375333.jpg

当時の本宮は 川原の中州にありました。
大斎原(おおゆのはら)
歩き始めて、2時間半。
とうとう、着きました。

快晴の五月の空の下 
自然と 古代と ゆたけく つながる
熊野古道 

e0365999_13181825.jpg
熊野川の河原に座って
緑色の風に吹かれて

e0365999_13180645.jpg

古へに ありけむ人も
吾のごと 熊野の若葉に 染まりてゆきぬ



e0365999_13175177.jpg
古えの 人と並んで 古道歩き
この日の思い出 絵筆にとりつ



e0365999_15255879.jpg

また 来ます。

 




[PR]
by kokugomirai | 2017-05-01 14:01 | 徒然なるままに | Comments(0)

熊野古道(その1)

連休前半の 29日・30日と 
憧れの「熊野古道」にきています。

伊勢~熊野へいたる「伊勢路」の松本峠から
海のほうへ少しおりると
坂上田村麻呂が鬼退治したという
「鬼が城」があります。
ここも世界遺産です。
e0365999_13211414.jpg
けっこうな スリル。
e0365999_13261245.jpg
USJ顔負けの 天然のアドベンチャーロードです。
熊野は、世界遺産が多すぎて、あまり知られていないけれど
ここ「鬼が城」も とっても、興味深いところです。
e0365999_13263185.jpg
日本じゃないみたいでしょう?
e0365999_13572616.jpg
そのまま 浜街道をいくと
『花乃窟(はなのいわや)神社』
e0365999_13213428.jpg
なんと、「日本最古」とあります。
イザナミさまの お墓だそうです。
e0365999_13202520.jpg
ご神体は この、地上45メートルもある窟(いわや)。
神代の昔より 花を供えて祭るので花乃窟(はなのいわや)という。
窟の頂上より かけ渡すお綱は 神と人とをつなぎ
神の恵みを 授けてくださるお綱なり

イザナミさまの霊を慰めるため お花をたくさんお供えしたのが
名前の由来だそうです。

もう少し行ったところの この岩は、何にみえますか。
e0365999_13204631.jpg
この「獅子岩」は、古来より井戸川上流のある大馬神社の狛犬として
敬愛されているそうです。
だから、この神社の境内には狛犬がいないとか。

ずっと昔から この国が大事にしてきた自然。
自然は 畏れ、敬うべき「畏怖」の存在であったことが
ここ「熊野」では 
とくに すっと 腑に落ちるのです。

明日はいよいよ 熊野大社本宮を 目指します。









[PR]
by kokugomirai | 2017-04-29 21:22 | 徒然なるままに | Comments(0)

今日は穀雨

今日 4月20日は 24節気の一つ
「穀雨(こくう)」です。
春季の 最後の節気。

春雨が 百穀を潤すことから 生まれたもので、
雨で 潤った田畑は、種まきの好季節を 迎えます。
この時季に 特に雨が多い というわけではありませんが
「穀雨」以降、降雨量が多くなるそうです。

そろそろ ベランダ仕事が 嬉しくなる頃。
菜の花のあとは、何を植えようかな。

e0365999_07022153.jpg


今年の 菜の花。
そういえば、今年は ミツバチさんをみかけません。

どこに行っちゃったかなあ。



[PR]
by kokugomirai | 2017-04-20 18:29 | 徒然なるままに | Comments(0)

知的空間に たたずむ

国語未来塾・塾長の万葉母さんは、
日頃は 大学で留学生に日本語を教えています。

大学は 春休みが2ヵ月もあったのに、
バタバタ ばたばた バタバタ
やっと、1日やりくりして 大阪中之島界隈に
くりだしました。

e0365999_00160107.jpg


大正期の ネオルネッサンスの壮大な建築様式をそのままに
まさに、大阪のシンボル。ヘレンケラーや、ガガーリンも
ここで演説をしたことが あるそうです。
創業当時のままのステンドグラスや、シャンデリア、天井画なども
ひときわ 存在感を放っていました。

e0365999_00165330.jpg


ちょうど、大阪の美容学校の入学式が行われていました。
今でも、人々の生活を そっと支えている姿は
歴史をのりこえた 命そのもの。

おとなりの 中之島図書館と共に、
「叡智の殿堂」の言葉にふさわしい 空間です。

e0365999_00161796.jpg


明治37年に創られた 中之島図書館は
外観はルネッサンス様式、内部空間はバロック様式

e0365999_00163779.jpg


格調高い 装いです。
私の印象として、外観は ギリシャ神殿
中にはいると、讃美歌が聴こえてきそうな 教会

どちらも、凛とした 空気がながれていました。

日常の ばたばた バタバタから
しばし離れて、歴史を潜り抜けてきた空間に 身を置く。
やっぱり、いいなあ

また、来よう。







[PR]
by kokugomirai | 2017-04-07 00:21 | 徒然なるままに | Comments(0)

春分の日によせて

弥生・春分の日。
立春から始まる24節気の4つ目、
太陽が真西に沈み、昼と夜の時間が 同じになる日です。
古代より 春分の日は 農耕の開始、土に祈る日、
そして、秋分の日に 豊穣を土に感謝する、それが1年と考えられていました。

この「祈りに始まり、感謝で終わる」ことは 
とても清々しい 営みです。土に遠く離れて暮す毎日では
せめて、お墓にお参りして、ご先祖様にご挨拶する日…となったのかもしれません。

国語未来塾では、必ず24節気を伝えます。
一年を通して、繰り返し繰り返し・・・
忘れても大丈夫です。また、1年たてば めぐってきますから。
そして、3回もまわってくれば、
「あ~、また啓蟄(けいちつ)か~、冬眠からみんな起きるんやな」
「6月22日ごろは?」
冬至(とうじ)やから 夏至(かじやんなあ~」と笑いを取っていた子も
夏至(げし)やん!」と、堂々と言えるようになります。

旬を 季節感を 大事に、大事に味わうこと。
じつは、それが国語の基本の一つでもあります。

e0365999_00143038.jpg
今、どんなお花が咲いているのか。

e0365999_16080318.jpg
今、なにが おいしいのか。
e0365999_16083099.jpg
e0365999_16084365.jpg
その国の文学は、その国の風土に根ざしたものです。
小さい、瑞々しい心にこそ、宿る感性。
旬を味わい、愛でる喜び。
それは、決して コンピューターに
プログラミングできるものではありません。

大切に 次の世代に 引き継いでいきたいものですね。

大地の神に感謝しつつ。。。





[PR]
by kokugomirai | 2017-03-20 17:16 | 徒然なるままに | Comments(0)

いつもの教える側から、教わる側になるのは
ほんとに 心が喜ぶひとときです。
月に1度のお花の教室も、2回目。
弥生のお花の教室は、なんと、私の大すきな ミツマタ
ミツマタは、枝先がどんどん三つに分かれて咲くので
万葉集では「三枝」とかいて「さきくさ」と呼びます。
さきく=幸く」につながり、
「春一番に 咲く 三枝(サキクサ)のように 
く(さきく)、幸せでありますように」と 幸せ呼ぶお花です。

2回目にして、今回のテーマは「スパイラル
お花の基本ですから、
これをしっかり身に付けると 飛躍できるんですよ~
」と、
にっこり優雅なお話にしては…

紫陽花などゴージャスなお花もたっぷり、
そのまわりに ミツマタ10本、レモンリーフ20本…
それらを全部 片手の中にいれて スパイラルに…
なんて、2回目さんには、ややハードルが高かったです。

いえいえ、センセ、無理ですよ~」と
弱音をはきそうになるところを ぐっとこらえて・・・
納得いくまで、もう一回始めから~021.gif
歯を食いしばって 鉛筆握っている子供たちの心が
よ~くわかりました。
先生に「大変だったら、二つに分けてもいいですよ~」と
言われれば、かえって「いえ、大丈夫です!
頑張ってしまうところも、子供たちと一緒です(笑)

そんなこんなで なんとか 花材をぜ~んぶ活けたのがこちら

e0365999_00122599.jpg

くるりと、回すと
e0365999_00123596.jpg
いやはや・・・学びの道は 険しいけれど
やっぱり、たのし~です。

「今日の課題は難しいので、頑張ったら、ご褒美がありますよ~」と
先生のお気に入りの竹籠からくださったプレゼントが こちら。
 球根のヒヤシンスさんです。
e0365999_23591508.jpg
そして、お花の教室の後、いちばん喜ぶのは
我が家の空間。一気に「春ですよ~」
ミツマタの「幸(さき)くさ」で幸せいっぱいです。
e0365999_00133687.jpg

e0365999_00125448.jpg
食卓にも、お花がにっこり。
e0365999_00135510.jpg


あ~春休みはいいですねえ~!










[PR]
by kokugomirai | 2017-03-18 15:21 | 徒然なるままに | Comments(0)

夢を形に~啓蟄によせて

今日は啓蟄
節分から始まった 二十四節気も
3つ目になりました。
すべての、虫たちが春を感じて 土から出てくる季節
なんだか、いいことが むくむくおこりそうだなあ~と
窓の外の揺れるミモザを見ていて…

e0365999_06570651.jpg


そう、何年前かなあ。一軒家をもったら
「必ず、お庭に ミモザを植えよう!」
と思っていました。あれから、10余年。
ご機嫌に借家暮らしを続けていまして、
小さなベランダには『花より野菜・・・笑い』・・・が、

今見れば、窓いっぱいに広がる 裏の家の お庭のミモザ!
私の 勉強机の真ん前に、今年はどうしたの~というくらい
大きくなって、笑っています。

「夢。かなってる・・・」

幸せは、こんな風に かたちを変えて 
でも、必ず やってきてくれるんですね。
予祝め、言葉にだしておいする)パワ~」を
実感している、日曜の昼下がり・・・
幸せって、こうやって「みつける」ものなのかも。

e0365999_06564452.jpg


万葉集 紐ときながら 至福の時間をいただいています。







[PR]
by kokugomirai | 2017-03-05 16:46 | 徒然なるままに | Comments(0)

お花の教室では
お花を活けた後、それぞれのイメージをお話します。
「春遠からじ・・・」
まだまだ寒い中に ほっと あったかさがあるような…
お花仲間のある方は

「水が温(ぬる)み、だんだん蛙たちもめざめ
お花が咲いて(白いスイートピー)
ちょうちょも 舞い (白いアンスリューム)
おひさまも にこにこ (黄色いフリージア)
そんな 春色の空 (すっくと立った雪柳)」


なんて、素敵なお話を ニコニコ話されます。
頭の中のイメージが 目の前に形になる!
その喜びに、年齢差はありません。

いつも、子供たちに 
頭の中にあるものを文字化する お手伝いをしている私にとって
なるほどな~と思う発見がいっぱいありました。
自分の頭の中が こうして目に見える形になる 感動!!
子供たちが 自分のイメージ通りの作文ができたときの
誇らしそうな顔をおもいだしました。

やっぱり、人間ってすばらしい!
考える・創造するって 楽しい!』


家に帰ってもお話は どんどん続き
入学式でお話していた校長先生(紫陽花)も
日に日に腰が曲がって(水きりしてあげるので)
とうとう、一年生のチューリップさんたちに
ぬかされそうになってます。

それは、それでよし・・・と
目を細めている 白紫陽花の校長先生

大人も どんどん 学びたくなる 春はすぐそこ!ですね

e0365999_07344218.jpeg


[PR]
by kokugomirai | 2017-02-21 07:26 | 徒然なるままに | Comments(0)

今日は 芦屋の
「お花の教室」に行ってきました。
晴れ女の私にしては 珍しい しとしと雨の外出
まるで、打ち水をしたかのような
昭和初期の一軒家がお教室。
先生のご主人の ひいおじいさまが建てられたとか。
まさしく
昭和モダンの 出窓のある一部屋は
建てられた時から 洋室だったそうです。

そんな中で、今日のお題は「芽生えの 
まだ、春本番ではないけれど 
春のぬくもり、わくわっくを含んだ
今のこの時期を イメージして 形にしましょう~とのこと。

ふんだんに 準備してくださっているお花の中から
好きなお花を 選ぶことができます。

「がんばって 咲いた花はどれも きれいだから仕方ないね~♪」
「さいた~ さいた~チューリップの花が~♪
どの花見ても きれいだな~♪」

メロディーと共に、浮かんできたイメージは 
入学式

e0365999_22074388.jpeg


真ん中の紫陽花が 校長先生
わきの 背の高い白いお花が
教頭先生と 学年主任。
先生たちはピシッと、正装で フォーマルな感じ。
お水の量も きっちり 階段状にしてみました。
(なんでも、お水の量も 大事な構成要素だそうです!)

対する右側には、もちろん新一年の チューリップさんたち。
やや、緊張気味に、あっちむいたり、こっちむいたり。
後ろに こっそり隠れている子も。
器の流れもちょっと、ねじれていて
お水の量も、ばらばら。
でも、黄色いフリージアのご両親たちに見守られ
なんだか ドキドキ ワクワクの
学校生活がはじまる春。

その人の生き方、感じ方が
ダイレクトに 現れるのがおもしろいんですよ~
と、先生。

久しぶりに、生徒になって
たくさん、たくさん いろんな気づきがありました。

 続きは、また、明日…




[PR]
by kokugomirai | 2017-02-17 23:22 | 徒然なるままに | Comments(0)

お母さんたちのご褒日

今日は久しぶりに お休みをいただいて
国語未来塾のお母さんたちと
須磨海岸の波打ち際の 素敵なカフェで
おしゃべりランチを楽しんできました。

8年前、「ことばのもり」の『どんぐりコース』から
通い始めてくれた生徒さんのママたち。
長~いおつきあいに なりますねえ。

話題は多岐にわたり
仕事・子育て・受験・介護(!)・夫婦…
気づけばカフェの閉店時間に(笑)。

抱えている悩みは みんな同じ。
そう、
新見南吉の『でんでんむしの悲しみ』という童話を 思いだしました。
http://blog.goo.ne.jp/mikai_001/e/976ed4877629fffa631a2a94a10cc32f

ある日、「自分の殻の中には、なんと多くの悲しみが詰まっているのだろう」と
気づいたあるでんでん虫が、友達のところを順々に尋ねていくお話です。
どの友達も、答えは同じでした。

あなたばかりじゃありません。わたしの背中にも、かなしみはいっぱいです。」

そして 

とうとうはじめのでんでんむしは気がつきました。
「かなしみは、だれでも持っているのだ。わたしばかりではないのだ。
わたしは、わたしのかなしみを、こらえていかなきゃならない」

そして、このでんでんむしはもう、なげくのをやめたのであります。

ランチで始まったおしゃべりも
夕暮れワインで おヒラキに。

そして
気づいたのです。

「でんでんむしは、きっと もう悲しくないはず。
みんな、おんなじ悩みを持っているとわかったものね。」

午前中に仕事を押し込んで、やっとお休みを合わせて
心ゆくまで たっぷりおしゃべり。
こんな時間も必要ですね。

生きているだけで、山積みになる問題に
具体的な解決案など早々見つかるものではありません。
ただ
こうして、分かち合えること。

ほんとに宝物の時間でした。

お母さんたちも 上手にエネルギーチャージの
ご褒日」作ってくださいね。

e0365999_00234476.jpeg




[PR]
by kokugomirai | 2017-02-10 22:28 | 徒然なるままに | Comments(0)