・風に揺れる雪柳が 春を手招きしているようです。
・春分の日を超えると 春の気配がまあるく膨らみ始めます。


仕事がら、国語未来塾の保護者の皆様への連絡メールには
なにかしら、一文、季節のご挨拶を入れています。
すると、「先生、私たちにも 季節の一文、教えてください!」との
お声をいただき お役に立てるならば…と 
今週の火曜日に、そっと はじめてみました。

「淑女の 言の葉 結び」

e0365999_18470979.jpg

日頃忙しいママたちへ。
「弥生」の語源は?
草木が「(いや=ますます) (お)いる=月」ですよ。
そして、今月の二十四節気は?
「先生、二十四節気って、何ですか。聞いたことはあるけど…」
子供さんたちにも、教えているんですよ~029.gif
弥生の24節気は「啓蟄(けいちつ)」と「春分(しゅんぶん)
冬の間、眠っている虫たちが目を覚ますころ(啓蟄:3月6日ごろ)
昼と夜の長さがちょうど同じになるのがこの日。(春分:3月20日)

太陽が真西に沈むので、あの世「彼岸(ひがん)」と、この世「此岸(しがん)」の
堺の扉が開く日。だから、お墓にお参りして、ご先祖様に
みんな元気で暮していることを、感謝しつつご報告する日なのですよ~。

そんな、暦のお話から始まり
旬のお花(今後は、お野菜・魚・行事などとりあげます)
ミツマタ(三枝:サキクサ)」
を、読み上げだ万葉の歌のご紹介に入ります。
e0365999_18475865.jpg

春去れば まず、咲きくさの 幸(さき)くありて
後(のち)にも 逢はむ な恋(こい)そ 吾妹(わぎも)」

(万葉集1895番歌;柿本人麻呂歌集)
春になると、まず、真っ先に咲く、さきくさ(三枝)のように
幸(さき)く(=無事で)いて、きっと、また逢えるのですから、
そんなに、思い悩まないでいてくださいね、可愛い妻よ…

先が3つに分かれて咲く ミツマタは
万葉集では「幸くさ(さきくさ)」と呼ばれていて
春に「幸せいっぱいありますように…」と祈りを込めて咲く花なんですよ~。

しだれ柳が、風にふうわり 揺れる様子は。。。 
「しだれ 柳の とをを にも・・・」
漁にでる 海人(あま)さんの漕ぐ船の梶の音は。。。
「海人の梶の音 ゆくらかに」
こんなふうに、たっぷり(=とををにも
ゆったり、くりかえし(=ゆくらかに)、大好きな人、物をおもうのが
万葉人なのです。みなさんは、何を思いますか~?

後半は、メールに添える一文作りです。
子供たちと同じように、五感をたっぷり使います。
白い紙を お渡しして、五感で捉えた単語を書いてもらいます。
「どうしよう~。たのし~」
ママも真剣です。

e0365999_18532277.jpg

上質な一文をそっと添えると、単なる連絡メールでさえも
心安らぐひと時を 届けることができるはず。

・窓いっぱいに ミモザが風に揺れて 笑いかける朝です。
・あちこちから 花便りが届くころになりましたね。
・沈丁花の 甘やかな香りに ふと足を止めました。
・春野菜が 食卓に上る頃、子供たちの春休みが始まりましたね。
・春風にのって、ついついスキップしてみたく成る頃ですね。
・・・

あっという間の 二時間でした。
これから、毎月 ぜひ行いたいと思っています。
詳しくは、 お問い合わせ下さいね。

*どこでも 出張「淑女の 言の葉 結び」に 伺います060.gif
大人も、子供も 草木のように ますます 生い茂る 弥生です。


[PR]
# by kokugomirai | 2017-03-22 18:42 | 国語未来塾 | Comments(0)

春分の日によせて

弥生・春分の日。
立春から始まる24節気の4つ目、
太陽が真西に沈み、昼と夜の時間が 同じになる日です。
古代より 春分の日は 農耕の開始、土に祈る日、
そして、秋分の日に 豊穣を土に感謝する、それが1年と考えられていました。

この「祈りに始まり、感謝で終わる」ことは 
とても清々しい 営みです。土に遠く離れて暮す毎日では
せめて、お墓にお参りして、ご先祖様にご挨拶する日…となったのかもしれません。

国語未来塾では、必ず24節気を伝えます。
一年を通して、繰り返し繰り返し・・・
忘れても大丈夫です。また、1年たてば めぐってきますから。
そして、3回もまわってくれば、
「あ~、また啓蟄(けいちつ)か~、冬眠からみんな起きるんやな」
「6月22日ごろは?」
冬至(とうじ)やから 夏至(かじやんなあ~」と笑いを取っていた子も
夏至(げし)やん!」と、堂々と言えるようになります。

旬を 季節感を 大事に、大事に味わうこと。
じつは、それが国語の基本の一つでもあります。

e0365999_00143038.jpg
今、どんなお花が咲いているのか。

e0365999_16080318.jpg
今、なにが おいしいのか。
e0365999_16083099.jpg
e0365999_16084365.jpg
その国の文学は、その国の風土に根ざしたものです。
小さい、瑞々しい心にこそ、宿る感性。
旬を味わい、愛でる喜び。
それは、決して コンピューターに
プログラミングできるものではありません。

大切に 次の世代に 引き継いでいきたいものですね。

大地の神に感謝しつつ。。。





[PR]
# by kokugomirai | 2017-03-20 17:16 | 徒然なるままに | Comments(0)

いつもの教える側から、教わる側になるのは
ほんとに 心が喜ぶひとときです。
月に1度のお花の教室も、2回目。
弥生のお花の教室は、なんと、私の大すきな ミツマタ
ミツマタは、枝先がどんどん三つに分かれて咲くので
万葉集では「三枝」とかいて「さきくさ」と呼びます。
さきく=幸く」につながり、
「春一番に 咲く 三枝(サキクサ)のように 
く(さきく)、幸せでありますように」と 幸せ呼ぶお花です。

2回目にして、今回のテーマは「スパイラル
お花の基本ですから、
これをしっかり身に付けると 飛躍できるんですよ~
」と、
にっこり優雅なお話にしては…

紫陽花などゴージャスなお花もたっぷり、
そのまわりに ミツマタ10本、レモンリーフ20本…
それらを全部 片手の中にいれて スパイラルに…
なんて、2回目さんには、ややハードルが高かったです。

いえいえ、センセ、無理ですよ~」と
弱音をはきそうになるところを ぐっとこらえて・・・
納得いくまで、もう一回始めから~021.gif
歯を食いしばって 鉛筆握っている子供たちの心が
よ~くわかりました。
先生に「大変だったら、二つに分けてもいいですよ~」と
言われれば、かえって「いえ、大丈夫です!
頑張ってしまうところも、子供たちと一緒です(笑)

そんなこんなで なんとか 花材をぜ~んぶ活けたのがこちら

e0365999_00122599.jpg

くるりと、回すと
e0365999_00123596.jpg
いやはや・・・学びの道は 険しいけれど
やっぱり、たのし~です。

「今日の課題は難しいので、頑張ったら、ご褒美がありますよ~」と
先生のお気に入りの竹籠からくださったプレゼントが こちら。
 球根のヒヤシンスさんです。
e0365999_23591508.jpg
そして、お花の教室の後、いちばん喜ぶのは
我が家の空間。一気に「春ですよ~」
ミツマタの「幸(さき)くさ」で幸せいっぱいです。
e0365999_00133687.jpg

e0365999_00125448.jpg
食卓にも、お花がにっこり。
e0365999_00135510.jpg


あ~春休みはいいですねえ~!










[PR]
# by kokugomirai | 2017-03-18 15:21 | 徒然なるままに | Comments(0)

国語未来塾のはじまりは、園児さん用の「どんぐりコース」。
今は小5の小さい万葉人と おとなりのどんぐりさん
2つぶから 始めました。
あれよ あれよというまに 大学受験までお付き合いするようになりました。
が、ひらがなも まだなんです・・・というどんぐりさんでも
楽しく すくすく 育っています。

今日のどんぐりコースは、
以前に お兄ちゃんにくっついて 来ていた年中さん。
この春、年長さんになりますから…とお母さんと一緒に来てくれました。
し・か・し…
来る途中の車の中で、寝てしまったこの日のどんぐり君。
着いたときは、超ふきげんで、「きょうは やらない!」
ママは「あんなに 楽しみにしてきたのに~」と困り顔です。

そこで、まず、どんぐり君の大好きな「カラー碁石」で心をほぐします。
先生が言う色を とってね、はい。黄色は?みどりは?・・・
そのうち、数を加えます
じゃあ、赤をみっつ。はい、正解!緑をいつつ・・・
どんぐり君「わからない!
じゃあ、一緒に数えようか・・・ひとつ。ふたつ。みっつ・・・・
お次は、形当てです。
これは何だと思う?」
黄色い碁石二つで、「ちょうちょだよ~
まあるく並べて「何に見える?」
お花!」
正解!」
じゃあ、白い碁石で何か作ってみてね
・・・わからない
お空にあるよね、白いものは・・・?」
わかった。雲!!」
「やった~!」と二人でハイタッチ。

そんなこんなで、作った碁石絵がこちらです。

e0365999_23582802.jpg
青い碁石を嬉しそうにおいて、今度は質問してくれます。
はい、何に見える?」とどんぐり君。
なんだろう?」と考えていると。
池のお水!」と、得意満面です!
池にお水がたっぷりあるから、周りのお花はきれいに咲くそうです。
上の4つの黄いろは、太陽。太陽と、お水がお花には必要だねと
お話していきます。

数の概念と、イメージと、言葉と、しっかりむすびついて
あっという間に30分。
先週の、出張岡山教室で大好評だった
「ゆうびんですよ~」の絵本も読んで、頭の中は「はるですよ~056.gif
そこで、得意の ぐるぐる~です。

e0365999_23561611.jpg
左側がどんぐり君。右側は、ママも一緒にグルグル書きました。
「はるですよ~」のイメージは、カメさんの甲羅。
うさぎさん、くまさん、かえるさん、
みんな のっそり 起き出してきているところだそうです。

これで、おしまいにしようね~というと、「えー!はやい!」とどんぐり君。
楽しんでくれて、ほんとによかったです。

どんぐりコースは、スポット(30分~)で対応いたします。
どんぐりさんの園児さん時代ならではの 宝物の時間を
ご一緒に紡ぎましょう。

きっと、このノート 見返すときは笑顔になれます。
春休み中は、午前中も来ていただけますので
お気軽にご連絡ください。

 国語未来塾056.gif
masakique★i.softbank.jp
(★印を@に変えて メールをお送りくださいね)






[PR]
# by kokugomirai | 2017-03-16 19:10 | 国語未来塾 | Comments(0)

何かとイベントの多い季節。親としてはどんなふうだったのか
知りたくなるのは当然ですよね。

「○○ どうだった?」
子「べ~つに」「ふつ~
親「・・・(がっくり)」

こんなパターンが多くありませんか。
国語未来塾では「ふつ~」はありません。
「○○さんのふつ~と、私の普通は、きっと違うから
そこをきちんと説明してね、ハイ!最初から!」


かといって、親子では、なかなか冷静にいかないもの。
当然です。
そ・こ・で…国語未来塾では、
イベントがあったら、すかさず、「マッピング」。
口では もう、なかなか話してくれない思春期チームにおすすめです。

私立の小学校の中には、受験の終わった2月に修学旅行!というところもあるようで
書いてもらった 
マッピングがこちらです。
e0365999_09174596.jpg
私「修学旅行、どうだった?」
Mくん「おもしろかった」・・・だけの感想が、書き始めると止まらない。。。。
マッピングだけで、30分以上 かけていました。

マッピングのポイントは
五感を全て つかっているか?(嗅覚表現が難しいですが、臨場感がでます)
そこにオノマトペも加えます。そして、
起承転結 
「転」で、ちょっと残念な思い出を入れると文が引き締まります。

残り時間では当然書き終わらず、宿題になったのですが、次の週に書き上げてきてびっくり!
なんと、10ページにも及ぶ長編でした。
これには、お母さんが一番感動!
「家では 全然話してくれなかったことも、いっぱいありました。
こんなふうに感じていたなんて、おどろきです!お父さんにも見せます!」
普段、口数の少ないM君も、ちょっとはにかんで、嬉しそうでした。

そう、子供たちは、心の中に 実は、い~ぱい持っているんです。
ただ、それを引きだす場が 少ないだけ。
マッピング「書くこと」で、頭の中の思い出を「見える」ようにするだけで
新しい自分に出会えます。
それは、子供たちにとっても 新鮮な発見!
自分って、案外 できるやん!」
この 「自己肯定感をしっかり味わうこと」こそ、生きる力につながります。

同じ小学校のEちゃんも 修学旅行について たっぷり書きましたよ~。
「一番おもしろかったことは バスレクです」の結。
おっと、そこですか😅(バスレクとは、バスの中でのゲームだそうです)

Eちゃんのママからは、こんなメールが届きました。
昨日は帰宅してすぐ「読んで〜💕」と修学旅行の作文を見せてくれました。聞いてた話も聞いてなかった話もあり、楽しく読ませて頂きました😊 ありがとうございました

「書くこと」どんどん 楽しむ春ですね!

e0365999_08554450.jpg
机の向こうには 窓いっぱいのミモザです。
このミモザを目印に いつでもお越しくださいね。

春休み中の 体験教室も 受け付けています。
お気軽にご連絡くださいね

056.gif国語未来塾【御影教室】
masakique★i.softbank.jp
(★を@に変えて、ご連絡ください)









[PR]
# by kokugomirai | 2017-03-15 09:07 | 国語未来塾 | Comments(0)