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ヒマラヤ山脈の南側。
面積は九州くらい、人口は約75万人の
小さな国ブータン。
1972年に4代国王が
Gross National Happiness
(国民総幸福量:GNH)
を提唱して、一躍有名になりましたね。
「無理な開発をせず
自然環境を大切にし、
人々の暮らしの中にある
伝統文化を守りながら
ゆっくり近代化を進めるという考えの国」

紹介文にありました。

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地域ごとに 独自の織物文化が
息づいていて
これは、女性用の衣装(キラ)ですが
刺繍ではなく、「織り」で
文様を作っています。
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こ~んな、複雑な模様も。
1日で1センチしか進まないくらい
根気のいる作業です。
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これは、マフラー。
ひつじの毛で織られたもので
軽くて 暖かいそうです。
もちろん、これも刺繍ではありません。

ブータンのもともとの国語である「ゾンカ語」には
「幸せ」を意味する言葉がないそうです。

ゾンカ語では「セムガェ」

という言葉が、英語のHAPPYのニュアンスに近い
とのことですが、
セム=心、ガエ=心地よい
「心が気持ちいい」状態を幸せというのでしょう。

会場で流されていた
インタビュー画像の中で
いろんな人に「あなたの セムガエは どんなことですか」
と聞いていました。

「子どもの成長を みられること」
「織りものを 織っている時」
「毎日 家族そろってご飯を食べられること」
「仕事が あること」
「周りの人たちのために 祈ること」
「友達に あえること」・・・


2005年の国勢調査で
国民の97%が
「セムガェ=しあわせ」だと回答し、
先進諸国を
あっと驚かせたのは
記憶に新しいところです。

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先の国王は、先進国の経験やモデルを研究し
「経済発展は 南北対立や貧困問題、環境破壊
文化の喪失につながり、
必ずしも、幸せに近づけるとは限らない」
と結論付けたそうです。

その一つとして、国民は、公の場では
民族衣装を身に付けることが義務付けられているとか。
展覧会では
実際に人々が着ている 衣装が展示されていました。

経済的な成長=幸せ という図式が
徐々に破綻していることを
私たちは うっすらと気づき始めています。

「経済成長が高い国や 医療が高度な国
所得や消費が多い国の人々は
本当に、健康でしあわせだろうか。
先進国で うつ病に悩む人が多いのはなぜか。
地球環境を破壊しながら成長を遂げて
豊かな社会が訪れるのか。
ブータンではGNHに基づく
経済発展の手順を公式に決め
政府が具体的な政策を実施している。」


ブータン国立研究所長の
カルマ・ウラさんの言葉です。

小さな国ブータンから
おっきな贈り物をもらった
日曜日の昼下がり…

空気も 心も
まあるくなって家路につきました。

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人々の幸せを守ってくれる 
ブータンの神様たち




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# by kokugomirai | 2017-09-04 20:27 | 徒然なるままに | Comments(0)

毎月第1日曜日 近くの
弓弦羽(ゆづるは)神社さんで
万葉ライブ&トークを
楽しんでいます。

毎月1回*岡山と、神戸の定例ライブの他に
ビジネスマン・神主さん・子育て中のママさんまで
歌い続けて 17年 
487回目になりました。

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大学・大学院と学んだ 
万葉集
こんなに息の長~い お付き合いができるとは…

7・8月は、防人の歌 をテーマに
ライブ&トーク。
ちょっと キナ臭い昨今だからこそ
「 自分以外の意志で
自分の人生・命が決められてしまう時代は
断固反対!
万葉集編者の一人の大伴家持さんも
声を大にして、「防人・その家族の立場」の長歌を3つも作り
防人の歌も 98首も万葉集に採用しています。

「防人に 行くは 誰(た)が背(せ)?」と
問う人を 見るが羨(とも)しさ
もの思(も)いもせず」

(4425番歌:詠み人知らず/防人詩)
「防人に、今年行くのは。だれ?」などと
気がるに問う人を、みているだけでも
うらやましくてならない。な~んのモノ思いもしないで…」


そのあと、「あなたにとって しあわせって なに?」と
やさしく 問いかけられた
「ブータン展」へ
行ってきました。

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(この続きは、また次回…)




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# by kokugomirai | 2017-09-03 19:52 | 万葉ライブ&トーク | Comments(0)

9月に入り
ようやく 止まっていた
もう二つの時計が
回り出しました。

ひとつは、研究論文。
日本語教師として
大学で行っている授業をもとに
同僚の先生と1年越しのプログラム
再開です。

頭の中は、夏休みの間中
『読書感想文』でしたので
『学術論文用語』が
脳に届くまで、
しばし時間がかかりそうです(笑)

もう一つの時計は
『万葉集』
こちらは、8月はお休みしていた
ライブ&トークの再開です。

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長月のテーマは
まさに
「行き会い」
季節と、季節が行きあう頃
万葉時代も「早稲」を刈り
風祭りをしていたことでしょう。

合い間に 
万葉ファミリーと 買い物に行ったり
夏休みの国語未来塾のお振替があったり

やっと続きができあがったのは 深夜でした。

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毎月*第一日曜日 は
近くの弓弦羽(ゆづるは)神社
ライブ&トーク。

万葉母さんにもどる 至福の時間です。
いつでも、お気軽にお越しくださいね。




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# by kokugomirai | 2017-09-02 22:50 | 徒然なるままに | Comments(0)

神戸市内では
二学期開始。
夏休みの思い出と 作品を
おっきな袋につめて
子供たちが 
学校に向かっていました。

国語未来塾のお母さんたちからも
「長かった~なつやすみ。
やっと終わりました~!」

というご機嫌メールと共に
「読書感想文を 誇らし気に持っていきました」
(5年男子)
「無事、読書感想文もできあがり、
自信をもって登校していきました。
ありがとうございました」

(6年女子)

二人とも、今年、読書感想文初挑戦チーム。
特におとなしめの6年女子さん
「昨日、ブログに載ってるよ~と見せると
まんざらでもない様子でした。最近は
生意気なことばかり言いますが、
ブログに載るっていうのが嬉しかったみたいです」

とのこと。こちらまで嬉しかったですよ~。

読書感想文は書かなかったのですが
ベネッセ募集の 未来の仕事作文に挑戦した
小6女子さん。
なんと、
未来の仕事は「連れ去り防止」の
ボランティアだそうです。

「作文、見てみて~」と、珍しくアピールがあり、
読んで驚きました!自信たっぷりで、ほんとに実現しそうです。
先生がおっしゃる通り、夏期講習は自分の苦手を探して
埋めていく作業の繰り返しでした。夏休み最後に
先生の授業を受けて本当によかったです。
潤いました。


朝早くから、夜遅くまで
中学受験組は、本当にお疲れ様の夏休み。
作文が「うるおい&気分転換」に
なったのなら、
こんなに嬉しいことはありません。
わざわざ、メールまでいただいて…

空を見上げれば
夏と秋が「行き会う」ころ。
今日はちょうど二百十日。
立春から数えて210日目で
「台風が来やすいころ」なので
昔から農家では「風の神さま」をお祭りすることです。

そう、富山では「おわら 風の盆」が
今日から始まります。

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神戸も 妖艶な 夕空。
9月が始まりましたね。




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# by kokugomirai | 2017-09-01 21:59 | 国語未来塾 | Comments(0)

た~くさんの 思い出を紡いで
今年の夏休みも
見送る日になりました。

今年の国語未来塾は
前代未聞の活況をみせ
連日 朝9時~夕方6時まで
入れ替わり
立ち替わり
た~くさんの 子供たちを
迎えました。

今年は
読書感想文 ベテランチームが
少しだけ
背伸びした本を 選んできたので
子供たちも
私も
ぐ~んと成長の手ごたえを
例年以上に感じました。

最終週は
俳句コンテスト
(旅行券5万円・図書券5万円)につられ
みんな、指折り俳句つくり・・・
こちらの締め切りは10月なので
もう少し、句をひねります。

ともあれ
一生で 一度きりの 
○年生の夏休み!
文で綴るのも 
素敵な思い出になるはず!

思い出の お福分けだけでも
こ~んなに。

北海道から
沖縄まで
みんなの夏を
ゆっくりいただきま~す!

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# by kokugomirai | 2017-08-31 22:28 | 国語未来塾 | Comments(0)