~ひとひらの 風花~ 

月に一度の 倉敷と岡山 出張教室に行っています。

倉敷は2013年9月から3年半のお付き合い。
1年生だったみんなも、高学年になりました。
こちらのよさは、なんと言っても 自然に囲まれた教室。
中庄駅近くの 公会堂をお借りしています。
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抜群のアプローチをぬけると、白梅が気品あふれる姿で迎えてくれます。
今日のお題は「ひとひらの 風花(かざはな)
「風花」とは、雪が降っている様子ではなく、
木々や、屋根に積もった雪が 風に乗って 花のように飛ばされる様子です。
だから、バックは曇りの雪空ではなく、真っ青な空。
そこに、真っ白の雪が、風に乗って 花のように舞っている~

今日は以下の万葉から始めました。

『 我が袖に 降り来る雪も 流れゆきて 
妹(いも)が手元(たもと)に
い行(ゆ)き 触れぬか
万葉集2350番 詠み人知らず)

私の袖に 雪が舞い降りてきたよ。誰からのお手紙だろう。
返事を書くから、どんどん流れていって、大好きなあの子の手元に到着。
そっと触れてくれたらいいのになあ。元気かなあ、会いたいなあ~。

心の万葉スイッチをいれたら
「風花」が、誰かからの素敵なお便りに読めるんですよ~。

女子は、今回 なりきりモード。

*マカロン修行に、パリに行っている小4の女の子の手元に
七色マカロンからのお便りが・・・

*お父さんの転勤で、ロンドンに来て3年目の小5のひろみ。
大好きなピアノを弾く暇もなく、毎日 塾と学校と家との往復。
小さなため息を一つ ついたら、ほこりをかぶったピアノさんからのお便りが。。。

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不思議なもので、「風花(かざはな)のお便り」だと、人から人へ届くもの…
というのは少なくて「天国のおじいちゃん。」「いなくなったペット」
「無くしてしまったぬいぐるみ」など、実際に会えない人、物を 
「風花」を届けてくれる相手に選んでいるのです。

自分の頭の中にだけに 存在しているものが 文字をおびることで
きちんと目に見え、手で触れることのできる不思議と 充実感。

そんな子供たちを ゆっくり見守る 白梅と村の鐘
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のどやかな 教室に、一度 ぜひいらっしゃいませんか。

(続きの岡山教室については、また、明日~)











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by kokugomirai | 2017-02-25 23:30 | 国語未来塾 | Comments(0)



2月19日(日曜日)
春夏秋冬と、年4回、旬のテーマに沿って行ってきた
「ひらめきアート作文教室」も
今回の「バラ色メガネをかけてみると…」で、
2016年度をしめくくりました。
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バラ色めがねを存知ですか。
イギリスではその眼鏡をかけると
「いいところしか見えなくなる」そうです。
look at ~ through rose-colored glasses
直訳すると「バラ色の眼鏡を通して~を見る」

日本語では「~を楽観的にみる」という意味になります。
こんなメガネがあったら素敵だと思いませんか。
このテーマに沿って、まず、二つの絵本をよみます。

★きっかけ絵本
メガネをかけたら
(くすのきしげのり著・たるいしまこ絵)
*メガネをかけるのが嫌だった女の子。いじめられるかと思ったら
メガネをかけたおかげで みんなの優しさに気づく 素敵なお話です。

ま、えっか』(サトシン著・ドーリー絵)
これはまたまた、「ま えっか」が口癖のええ加減なおっさん。
何が起こっても「ま えっか」ですませるところ子供たちは大喜び!
自然に、「楽観的」の意味が腑に落ちたはず。

絵本の力は偉大です。あっという間に子供たちの心に飛び込み
「ばら色めがね」をかけてみせるのですから。
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★アート制作
そう、だれでも、持とうと思えば持てる「ばら色めがね」が
今回のアート制作です。

ネコの耳の飾りのついたメガネ、本を開いた形のメガネ、
鉛筆柄のメガネ、ハートとギザギザグラスのメガネ・・・
子供たちのアイディアはぐんぐん 広がり
アートしながらお話も考えます。




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★そして、作文へ。
まず、自分の周りのいや~な人・心が暗くなる出来事などを 
一人3つ紙に書いてもらいます。
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『エレベーターが来るのが遅い。』
『妹が 私の後に いつも ついてくる』
『お母さんが ピアノの練習は?といつも言う』

などなど…どんどん出てくる一方、
「悪口書くのはいやや!」という小5男子。
いえいえ、悪口じゃないのよ。まずは自分の素直な「いやだなあ~」の気持ちです。
たとえば
「あー、今日も雨だな~」とかね。
「ふむふむ。そっか、じゃあ、お母さんが僕に言いそうなこと考えてみる」
と一応納得。

じゃあ、今作った「ばら色めがね」をかけてみたら
この状況…どうなるかな。
⇒「おー、この雨のおかげで、野菜が育つね」
⇒「お母さん、私がいろんなことに挑戦して、
可能性を広げようとしてくれているんだ」
⇒「妹は、私が大好きだから、私にあこがれてるんだろうな。かわいいな」
⇒「そっか、これは電気代節約、
  その上、ぼくの 忍耐力強化作戦だな。」

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心に『ばら色メガネ』をかけたら、
いつもの周りの笑顔がどんどん増えます。

そ・し・て・・・
締めくくりの絵本は
『ええところ』(ふるやしげのり著・ふるしょうようこ絵)
みんなの「ええところ」 たっくさん みつけてあげてね。

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2016年度も わくわく じっくり たっぷり 味わいました。
絵本・アート制作・作文をひらめきで繋ぐ中で
子供たちの心に、ぐんぐんと
「生きる底力」が 湧いていることを感じます。

6年生のM君は、字を書くのも嫌、作文なんてとんでもない!
だったのが
今日は、「いやなこと、いっぱいあんで~」と大盛り上がり
一番に書きあがり、「もう一作書こうかな」…
2回目の参加にして、この 嬉しい大変化!
中学生になっても、OB参加アリだからね(笑)

2017年度は、初夏・秋・冬(6・10・2月)の3回開催予定。
詳しくは、開催の1か月前にこちらでご報告しますね。

乞うご期待!!

ご参加いただいた皆様・・・ありがとうございました。
そして、2017年度の『ひらめきアート作文教室』は、
神戸での開催は3回ですが
全国どこへでも出張教室できる体制が整いつつあります。

興味があるけど、中々神戸まで行けない…という方は
ぜひとも、お声掛けくださいね。

ひらめきアート作文教室事務局
078-351-1415

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by kokugomirai | 2017-02-22 08:16 | ひらめきアート作文教室 | Comments(0)


5年生の9月から 通い初めてくれたMちゃん。
月2回のコースでしたが、
お友達と二人、楽しく、わいわい
たっぷり書きましたね。

万葉じいちゃんの畑から 直送の空豆ファミリー
「五感」を全て入れ込んだ「空豆ストーリー」完成。
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・【鞘をあける前】立たせると、ペンギンのような形だ。つめではじくと
コンコンと、優しい音がした。におうと、畑や、葉の青いにおいだ。
さわると、もこもこ、ふわふわしていて、握りやすい形だった。
いよいよ、あけてみた。中には、二つぶの大きな実が、ひつじの毛のような
ふわふわに包まれていた。芽の一点で、サヤとつながっていて サヤをかえすと
ぶらぶらと揺れて面白い。(中略)
 空豆を見ていると、実の優しい黄緑と、ふわふわの白いところのバランスで
おだやかな気持ちになった。…(後略)


国語未来塾を卒業していく一人一人に、
国語未来塾での軌跡』を
渡しています。勉強した内容、ポイント、総評など
一人一人のことを しみじみ思いだしながら
心を込めて書く、至福の時間です。
Mちゃんにも、もちろんお渡ししました。

【塾長より】

…特に、Mちゃんの付ける題名は秀逸。「…」の効用を存分に使って楽しみました。「二項対立を使ってな、この間、学校の作文 書いてん!」と嬉しそうに教えてくれた笑顔が忘れられません。…1年5か月の国語未来塾での軌跡は、Mちゃんの一生の宝物になるでしょう。国語未来塾で磨いた「書く力」は、すなわち「思考力」。2020年の大学入試改革を見据えた今、最も重要とされる力です。Mちゃんは、根気よく、丁寧に考えながら、一文一文を綴る「国語力」を鍛えてきましたので、自信をもって中学校へ進んでください。「国語」は全ての教科の基礎です。

国語未来塾の中学生プログラムでは、「書く力」(アウトプット)に加えて、「読み解く力」(インプット)、それを再構成する力(クリエイト)を学んでいきます。また、機会があればいつからでもお越しくださいね。

Mちゃんの未来に大輪の花が咲くことを確信しています。ご卒業おめでとうございます!

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みんなの行く道が
希望の光で満ち溢れていますよう…




  


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by kokugomirai | 2017-02-15 23:04 | 国語未来塾 | Comments(0)

小学生の間では
もっぱら 友チョコが 流行のようで
国語未来塾の 女子たちは
手作りチョコを 贈りあっています。

「男の子には あげないの?」
「え~、あげる人なんか いてへんし。」   (小5女子)
「あげへんよ。そんなん ばれたら大変やもん (小4女子)
「え~、女子同士のほうが 楽しいし。男子は面倒やん」〔中1女子)


そんな女子たちに、以下の質問を出してみました。
「日本に昔から伝わる言葉を 大和言葉 というのだけど、
大和言葉の『恋衣(こいごろも)』って何だと思う?」


「デートの時、着る服」
「好きになった時、彼が着ていた服」

どっちも ブー。正解は

恋している時の心」なんです。

心から決して離れない、相手を思う心を
身にまとう衣にたとえた言い方です。

きゃあきゃあ、それはそれは 楽しそうに
友チョコを交換しあっている女子たちが
恋衣」を纏う日も
そう遠くないことでしょう。

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かくいう私も、今日は日本語教師の先生たちと
乙女ランチのあと、カフェに入って
もちろん、ケーキセットと、ポットティー。
「恋バナ」ならぬ、「仕事バナ」咲かせてきましたよ~。




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by kokugomirai | 2017-02-14 22:36 | 国語未来塾 | Comments(0)

立春のあと 初めての満月
たっぷり おっきく まあるい
これは、空気が済みきっているからだそうです。
だから 寒い。
でも、そのおかげで 満月がきれいなのですから
この寒波にも お役めがあったのでしょう。

こんな風に
ネガティブをポジティブに変えてしまえる
今、話題の「ネガポ辞典(ネガティブワードを、ポジティブに変換」の
メガネ版。
ばら色メガネをかけてみると…」
それが、今回のひらめきアート作文教室のテーマです。

春・夏・秋・冬と季節をテーマに行ってきた
ひらめきアート作文教室
シーズン2も 2月19日(日)で締めくくりです。

「いいとこだけが見えるめがね」を作り(アート)
「ばら色メガネを書けて見える世界」を作文します。

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【絵本×アート×国語】
次回のひらめきアート作文は、
2月19日(日)です。

次回のテーマは...
《through rose-colored glasses》
バラ色の眼鏡を通して楽観的に
ネガポジチェンジ!

絵本『ま、いっか!』『えぇところ』などの読み聞かせから、
いいとこばかり見つけられるバラ色メガネを制作し、
ワクワク作文を書いていきます。

まだ若干お申し込み可能です。

この機会に、絵本とアートと作文が絶妙に絡み合った『ひらめきアート作文』にご参加下さい。

お申し込みは
(078)351-1415までお願いします。
もっと見る




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by kokugomirai | 2017-02-11 23:36 | ひらめきアート作文教室 | Comments(0)

春一番の 嵐が届けてくれたのは
一枚の 嬉しいはがき

小学4年から通ってくれていたW君。
この春見事、第一志望の難関中学に合格!
「すごくしんどかったけれど、
どんなことがあっても、とにかくねばると
決心していました。
すると、なんと 見ごとに合格しました。
みんな、びっくりしていました。
先生からも パワーたくさんもらったよ。
また、先生に会いに行くね。…」

いえいえ、パワーをもらったのは
私の方です。

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今年の一字は「」なんだね。
1月は忙しくて来られなかったW君。
「言霊パワー作文」一緒にかいて、
サクラサク 
迎えましょう!




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by kokugomirai | 2017-02-08 23:41 | 国語未来塾 | Comments(0)

火曜日クラスには 
国語未来塾女子憧れの 
中二のお姉ちゃんが来てくれています。

小4の時からですから、5年目のお付き合い。
物静かな、本大好きのKちゃん。
思春期真っ只中に ぜひ おすすめしたいのが
短歌です。

私「サラダ記念日知ってる?」
Kちゃん「?」
私「ぜひ、読んでみて!絶対読んでみて!」ということで
今回は、俵万智さんの作品鑑賞です。

いつもより 一分早く駅につく 一分君のこと考える

我という三百六十五面体ぶんぶん分裂して飛んでゆけ

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ

シャンプーの香をほのぼのとたてながら微分積分子らは解きおり

親は子を育ててきたと言うけれど勝手に赤い畑のトマト

俵万智さんの「サラダ記念日」を初めて読んだ時の衝撃を思いだしつつ
時を超えて なおも変わらず 共感を呼ぶ言葉の力を感じています。


思春期の思い・悩みは無限大。
だからこそ 限られた三十一字に凝縮することで
無限の広がりを持つ世界を表せるのだと思います。

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瑞々しい14歳の心で感じたことを書き記しておく。
いつの日か、微笑みと共に思いだしてね。





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by kokugomirai | 2017-02-07 23:12 | 国語未来塾 | Comments(0)

そもそも、24節気とは、何?
せんせい~。旧暦となにが ちがうの~?」

オー待ってました!その質問。

旧暦は、お月様の動きをもとにしているので、時々、ほんとの季節と
ズレてしまうことがあります。だから、閏月として、丸々1か月増やし
1年が13か月になることもあります。

一方、二十四節気は、太陽の動きをもとにしているので、
季節感と大きく ずれることはなく、毎年安定して季節の指標となっています。
二十四あるうちの、最初の節気が「立春」(2月4日ごろ)
まだまだ寒さは残っていますが、気持ちの上では「春」が 産声を上げた感じ。

国語未来塾でも、早速今年の二十四節気関連の話題から。
今日は、2年生の教室をご紹介しましょう。。。


4年生までに身に付けたい 言葉力 季節とくらし編』

 立春(りっしゅん)」「雨水(うすい)二十四節気(せっき)風花(かざはな)」「冬木立(ふゆこだち)など、
暦に関する話から、旧暦について学びました。同時に、「睦月・如月・弥生…」なども。
ゲーム感覚でアッという間に覚えたら、上級編「雨の季節なのに、どうして6月が水無月(みなづき)なの?」
「10月は神無月(かんなづき)。でも(かみ)(あり)(つき)っていう地方もあるんだよ。どこかな?」などの疑問がどんどん膨らみます。
お茶つくりには欠かせない、♪夏も ち~かづく「八十八夜」♪
台風が来くることの多い「二百十日」なども、立春を基準にきめられます。
年間を通して、二十四節気を意識しながら過ごしていきましょう!

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この「立春大吉」の文字は

左右対称で縁起がよく、厄除けとされているそうです。

は~るよ、こ~い!









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by kokugomirai | 2017-02-05 22:48 | Comments(0)

1月31日
早いもので、一月も終わります。
この時期は、次々と試験の合否が分かり
悲喜こもごもの受験…と
巷では言われる頃です。
でも、
長らくこの仕事をしてきて
受験後の子供達の歩む道をみていると
しっかり全力で受験に取り組んだなら
「悲喜」ではなく、
「喜喜こもごも」だと思っています。

なぜなら
勉強したことは 決して頭の中から無くなるわけではないし、
宿題、模試、受験当日の緊張を乗り越えた自信は、消えません。

岡山の生徒さんですが、
国立中学の受験を6年の終わりから始め、
国立中学はうまくいかなかったけど、
今年県立トップ高校受験。
合格確実と言われているそうです。
「4年かけて高校受験勉強した感じです。」と
お母さんがおっしゃっていました。

受験生の皆さん。
自分の夢への道は、一本ではありません。
人事を尽くしたのですから、一番いい「天命」が、
きちんと用意されています。

大切なのは、受験、試験の向こう
社会に出てから、生き抜く力を
どこで、どうつけるか。。ということですものね。
国語未来塾は、
その試験の向こうまで見据えて、
「生きる力」をサポートします😉
そして、
何より、家族、友人、先生たちの支えがあったからこそ
安心して続けてこられたこと
「受験できたこと」って、それだけでとっても幸せなこと。
周りのみんなに「ありがとう」を
伝えてくださいね。

夢の花咲く 春はすぐそこ。

元気いっぱい、
国語で未来を拓きましょうね。

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by kokugomirai | 2017-01-31 22:22 | 国語未来塾 | Comments(0)


国語未来塾


受験につながる、すべての学習の基礎は
国語力(読む力・書く力・話す力)です。

算数だって、問題文の意味がわからなければ、解けません。
そして何より人として“よく生きる”ためには

言語力(他を理解する力、自分を表現する力)が欠かせません。

この教室は、
日本の言葉をこよなく愛する 日本語教師&万葉母さんが
子供達の「国語だいすきスイッチ」を入れるべく、
国語の学習に特化し“生きる力”としての 
国語力養成を目指します。


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嬉しいことに、このブログを始めてから、国語未来塾へのお問い合わせを たくさんいただくようになりました。
少し長いのですが、2015年12月の教室便りから、「新しいプログラムのお知らせ」部分を抜粋いたしました。
よかったら、ぜひ、お読みください。
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21世紀を生きる 君たちへ ~宇宙船地球号プログラム~ (2015/12月号)

戦後七十年。この言葉を、今年は何度も耳にしました。戦後五十年のとき、私は大学院を修了し、赴任先のドイツの高校で、ドイツの生徒たちと「第二次大戦から学ぶこと」というテーマで様々な資料を読み、展示の企画をしました。最も印象に残ったのは、 「戦争のことを学ぼう!」という生徒たちの力強さと、「アメリカと、日独の軍隊の最も大きな違いは、人命の軽重だ」という結論の一つです。「アメリカのグラマン機は背後に分厚い鉄壁があり、いかに人命を尊重したかがわかる。日本のゼロ戦は、飛行距離は飛躍的に延びたが、それに乗る人間の体力の限界は考えられておらず、機体を軽くするため、 薄い鉄板が使われている。これでは、命は守れない。」 もちろん、ナチスドイツの犯した過ちにも、目を背けず、きちんと検証し、素晴らしい展示がなされました。主な展示はドイツ語でしたが、私は、日本語教師として日本語での資料を検討し、彼らとのディスカッションに加わり、いかに日本の歴史教育が浅いものか思い知らされました。暗記中心のテスト用知識では、全く通用しないからです。


 あれから二十年。どんどん、先の戦争の記憶は薄れていき、きな臭い昨今。二十年前のドイツでの 展示に、今なら付け加えたい文言があります。それは、「子供たちこそ、この平和を守れる地球の宝だ」ということです。20世紀生まれの親たちには、予想もつかない21世紀が始まっています。

 
 しかしそれは、決して悲観すべき世界ではないはずです。そう、今こそ子供の持つ無限の力を信じ、子供たちの清らかな目で「真実を見抜く力」を付ける手助けをするべきなのでしょう。小さく日本の中だけで成り立つ時代は音を立てて終わろうとしているからです。日本国内の日本語教育の現場は、中国人留学生がどんどん減り、代わりにベトナム、ネパールの留学生が大半になっています。モノ作りの 現場も、市場も、日本だけでは成り立たず、どんどん外へと飛び出しています。

そういう時代を生き抜く子供たちにとって、何が 必要なのか。

 国語未来塾では、新たな視点でプログラムを再編していこうと思っています。


 宇宙船地球号*プログラム


  • 日本の詩歌・季語に親しむ…万葉集、百人一首など、古今の名歌にふれる

  • 五感を研ぎ澄ます…五感を意識した作文は 臨場感にあふれ、わかりやすく、伝わりやすい。

  • Showand Tell …ドイツの小学校では日常的に行われていること。

    何かを手に持って見せながらそれについて自分の考えを語ること。

    〇×もない、点数もない、あくまで個人的な体験を堂々と表現する。

  • 起承転結を意識する…意見述べには、まず準備、そして「」を意識すると「結」を導きやすくなる

  • 反対意見を想像する…自説を主張するだけではなく、常に反対意見の存在を考える習慣を付ける

  • 批判的に考える…教師、教科書、メディアの言うことをうのみにしない。まず「本当か?」と問う。

  • 独創的に考える…迎合することなく、自分だけのアイディアを論理的に展開する。

今の中学一年生が迎える2020年からの大学受験改革も「暗記中心」から、「自ら考える力」へと
大きく舵がきられます。地球と言わず、宇宙が舞台になる日も遠くないかもしれません。

私の故郷は地球です。青くて 美しい星です』と、子供たちが胸を張って言えるよう、
いつまでも、平和な美しい星であってほしいと願っています。 (2015.12.9 国語未来塾)



✤御影教室(3人までの小人数教室)
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✤倉敷 出張教室(小学校3年くらいから)
(毎月第2土曜日 10;00~)


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✤岡山 出張教室(園児~小学低学年)
(毎月第2土曜日 13;30~)


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すべての くわしい お問い合わせは
国語未来塾
masakique☆i.softbank.jp
(☆を@に変えてお送りください)

体験教室も、随時行っています。











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by kokugomirai | 2017-01-30 23:56 | 国語未来塾 | Comments(0)