霜月の作文テーマは
「ヘンテコ動物~ありがとう。
きみがいてくれたから~」

番外編で、日本で日本語を学んでいる
留学生たちの ゆるキャラも
ご紹介します。

自分たちの国を紹介する
 『ゆるキャラ』をつくろう!
というテーマが 日本語の教科書にあります。

今年の4月、初めて日本に来て
文字通り、「あいうえお」から学び始めた
フィリピンからの学生君。
いつもニコニコ笑っている
自分の分身のような ゆるキャラです。

ゆるキャラの名前は
「バピーくん」

フィリピンのゆるキャラは、バピーです。
バピーの名前は、フィリピンバナナからです。
バピーは いつもわらっています。手をふっています。
手は「いらっしゃい」といういみです。
バナナはフィリピンの いちばんのくだものです。
とてもおいしいです。

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こちらは
中国からの留学生。
中国の大学で2年間、日本語を勉強してから
来ています。

中国のゆるキャラは
「両儀(りょうぎ)ちゃん」
陰と陽、黒と白
世界は 二つのバランスで 成り立っているから
パンダの色(白と黒)は
世界で一番美しい 模様だそうです。

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このゆるキャラの特技はなんと
「人を助けること」

聞けば、日本に来てから
数えきれないくらいの人に
「助けてもらった」とのこと。
この ゆるキャラといっしょに
日本に恩返しがしたい!
と熱く語ってくれました。

相手を思うやさしい気持ちは
言葉の違いも 国境も
軽々越えていきます。

子供たちの 生きる「未来」は
きっと明るいはず!


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by kokugomirai | 2017-11-19 21:31 | 日本語の教室から | Comments(0)


二十四節気で
最も知名度が高いのが
秋分
やはり、「国民の祝日」
ですからね。
春の春分
人気を二分しています。
思えば、二十四節気で
お休みになっているのはこの二つだけです。

留学生には
しゅぶんと
しゅぶんは

意地悪かというくらい
言いにくい言葉です。

各国の「国民の祝日」には
いろんな成り立ちがありますが、

「昼と、夜の長さが同じ」というだけで
お休みになるなんて、いいですね~と

ベトナム男子。

いえいえ、この両日には
お墓参りをする、
つまり、先祖を思う日なのですよ。

もっと詳しく言うと
(『祝日法』という、法律によると)
春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」
秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日」
とのこと。

昼と夜の長さが同じという理由で
お休みになっているわけではないのです。

中国の学生が
「晴明節」は、中国でもお休みで
この日にお墓参りします。


と教えてくれました。
そうそう、日本にも4月の二十四節気に
「晴明」がありますが
この日はお墓にはお参りしませんね。

似ているようで
やっぱり、少しずつ違う・・・

留学生の日本語教室は
どんどん話が膨らんで
なかなか教科書にもどれません。
ま、いっか。

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実家の裏山で見つけた木の子。
食べられるかどうか
国同士の意見が割れて
なかなか決着がつきませんでした(笑)




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by kokugomirai | 2017-09-23 21:54 | 日本語の教室から | Comments(0)

9月に入り
ようやく 止まっていた
もう二つの時計が
回り出しました。

ひとつは、研究論文。
日本語教師として
大学で行っている授業をもとに
同僚の先生と1年越しのプログラム
再開です。

頭の中は、夏休みの間中
『読書感想文』でしたので
『学術論文用語』が
脳に届くまで、
しばし時間がかかりそうです(笑)

もう一つの時計は
『万葉集』
こちらは、8月はお休みしていた
ライブ&トークの再開です。

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長月のテーマは
まさに
「行き会い」
季節と、季節が行きあう頃
万葉時代も「早稲」を刈り
風祭りをしていたことでしょう。

合い間に 
万葉ファミリーと 買い物に行ったり
夏休みの国語未来塾のお振替があったり

やっと続きができあがったのは 深夜でした。

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毎月*第一日曜日 は
近くの弓弦羽(ゆづるは)神社
ライブ&トーク。

万葉母さんにもどる 至福の時間です。
いつでも、お気軽にお越しくださいね。




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by kokugomirai | 2017-09-02 22:50 | 徒然なるままに | Comments(0)


子供たちの夏休みは
蝉の大合唱と共に
賑やかに始まっていますが
大学では、前期の締めくくり授業週。
テスト&プレゼンテーション三昧で
教師も、学生も寝不足気味です。

水曜日のクラスは、
中国・韓国・ベトナム・マレーシア・スペイン
ドイツ・台湾・イギリス・・・
元気な若者が集いました。

このクラスは、上級クラスですので
最後は日本語で、ポスター発表します。

自分の興味のある「日本」に関するトピックを選び、
アンケートしたり、ネットで調べたり、
実際にその場所に行ったり!・・・
学生たちの頭の柔らかさに
毎回、素敵な刺激をもらいます。

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こちらは、よくいくコンビニ比較。
阪大生20人にアンケートをしたそうです。
弁当のセブン・スイーツはローソン・ファミマは揚げ物!
へ~。そんな使い分けがあるんですね。

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「日本のお茶」「日本のラーメン?」「日本の古墳」・・・など
毎回、「日本の●●」は
日本人さえ知らないことを
たくさん教えてもらえます。
抹茶が大好きという、Rさん。
抹茶と普通のお茶は、実は同じ木で
摘む前に布をかぶせるか、どうか。。。が違うだけ!
だそうです。

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インパクトのあるポスター!
日本人の行きたい観光地(緑のシール)と
外国人の行きたい観光地(赤のシール)の
違いの考察でした。

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クラス一のお調子者、K君。
ポスターcheckが間に合わなかったから
タイトルも間違ってます。
「百貨店の盛衰」と書きたいところ
「百貨店の成敗」となってます(笑)

韓国では、K君の子供の頃は
「デパート=夢の国」だったそうです。
昭和の日本と全く同じ。
でも、いまでは、どんどんさびれていて
とっても寂しいとのこと。

「日本のデパート」が頑張って
復活しているという記事をみて、
「ギンザ・シックス」まで
紹介してくれました。

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はじけるときには、こ~んな感じ!

でも、いつもは にこやか

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とっても刺激的なクラスでした。
日本語教師は、
学生から学ぶことも
ほ~んとに たくさんあります。

JA500 T1のみんな~
ありがとう!



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by kokugomirai | 2017-07-26 22:09 | 日本語の教室から | Comments(0)


今年の夏は いつもより長くなります。
えっ、どうして?
それは 旧暦の夏(4・5・6月)の真ん中
5月が2回あるからです。
???
旧暦(太陰暦)は、月の満ち欠けを基準にしているので、
太陽暦(新暦)との間に誤差が生じます。
そこで、19年間に7度、1年を13か月にして
つじつまを合わせようとするのだそうです。
(*どの月が閏月になるかは、もっとややこしい168.png
うるう年ならぬ、閏(うるう)月。

旧暦に興味をもちだしたのは
このTシャツを着始めたころ。
先日、実家に帰ったとき
タンスの中に見つけました。
わあ、あれから、20年も経ってる・・・

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ドイツから帰国して、2週間後には
台湾の「学 文系」へ。
それまで、第二外国語だった「日本語」が
昇格して「日本語学科」ができるというので
お手伝い「客員教授」として、赴任しました。

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生まれたばかりの、新しい学部。
クラスも二つしかなかったので
先生たちも、学生たちも
それは それは 仲良しでした。

茶道クラブ、和服着付けクラブ
学内音楽コンクール、日本語弁論大会など
いっぱい 関わって 泣き笑いの日々…

今でも、ずうっと 交流があります。

女子寮の1室に 住んでいたので
寮母の陳媽媽(チェンマーマー)が
門番のように(笑)
見守ってくれます。

そして、
「今日は旧暦の〇月△日だから、
台北に行く時に、いい方角は・・・」
と毎日、分厚い暦を見ながら
旧暦にのっとった
吉方取りを指導してくれるのです。

懐かしいなあ。。。。

今日は閏五月の 朔日。
五月雨(さみだれ)降る一日でした。




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by kokugomirai | 2017-06-24 22:35 | 徒然なるままに | Comments(0)

第一回プラチナブロガーコンテスト  
 1月24日(火)
朝から、私も、学生たちもドキドキ。。。。
今日は、1年半の日本語コースを締めくくる 
修了発表の日でした。

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3クラス39人の留学生が
3~4人のチームになって、それぞれが興味のあるテーマを選び
日本語で   調べて   
   日本語で  原稿をつくって
  原稿にあう 写真を選んで
 日本語で 発表します。

ネパール・ベトナム・タイ・中国からの留学生
共通語は、もちろん 日本語です。

・それぞれの国の世界遺産紹介
・自分の国の年中行事
・故郷の観光地
或は、
・日本で一番行きたいところ・USJ
・日本のお正月と、故郷のお正月の比較
・私たちの国で 家族が 一番集まる日

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★「タイには、お正月が3回あります。日本と同じ、新暦のお正月と 中国やベトナムと同じ旧暦の
お正月と、3回目は、4月にあります。お釈迦様の誕生日です。」
との発表に、ネパールの学生から、早速質問があり

「私たちも、4月にお釈迦様の誕生日をお祝いしますよ!同じですね。どんなことをしますか。」
「水をかけます。こんなふうに、ゾウの鼻からも・・・」(と、写真提示)
「あ~、ネパールと同じです!ネパールでも、悪い子が水をかけられます。良い子になります」
「いえいえ、タイは、水をかけてもらうといいことがあるので、みんなかけてもらいたいです」
「日本では、お釈迦様の像を お花で飾って、甘茶をかけますよ』と私。
一同、「え~~~!」

★「ネパールで 有名な街はカトマンズだけでは ありません。
ここは、ポカラという、リゾート地です。カトマンズの西です。カトマンズからバスで5時間半かかりますが、飛行機だと30分です。でも、飛行機は値段がたかいです。ここではいろんなことができます。パラグライダーやカヤック、バンジージャンプもできます。もちろん、ヒマラヤの山にも登れますよ。」それはそれは、素敵な写真を次々見せながら、上手に発表してくれるので、質問多数。
発表者以外のネパールの学生も口々に、応援の説明を加え、自分たちの大好きな街を、誇りをもって紹介してくれました。

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「日本語」を学んだからこそできる
国際理解・異文化交流
国籍の違うクラスメートと
何とか交流しようと学ぶ 日本語。
これこそ、日本語教育の醍醐味です。

1年半、共に学んだ大切な仲間との日々を胸に
彼らは巣立っていきます。

国語未来塾の子供たちと同じく
留学生たちも、地球の宝物。
日本語で
国語で
未来を 拓いていきましょう!







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by kokugomirai | 2017-01-24 23:11 | 国語未来塾 | Comments(0)

日本語と国語

1月20日(金)
今日は大寒。
その名の通り、冷えますね〜。
一年を24の期間に分ける 二十四節気の最後が
大寒。
2月4日の立春から、新しい二十四節気がはじまり、
気が変わると 言われています。

そんな新しい季節を前に
万葉母さんに 毎年恒例のお別れが訪れます。

実は、万葉母さん【国語未来塾主宰】は
平日の午前中、大学で 留学生に日本語を教えています。
日本のみならず、スイスに1年
ドイツに3年、台湾に2年を含め、
日本語教師暦は27年目になります。

半期毎に クラスと学生が変わるのですが
今回の学生達、3クラス39人とは
昨年の秋学期から3期、1年半のお付き合いでした。
ほとんどの学生は、文字どおり「あいうえお」から
教えてきました。
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大学に付属した語学コースの「日本語別科」なので
大半は、そのまま同じ大学に進学しますが、
もっと学びたいと、専門学校に行く学生
東京、大阪、福岡などの 他大学へ行く学生もいて、
仲のよかったクラスメートとも
お別れです。
外国語としての日本語を 留学生に教えていると、
「国語」として、子供達に教えるのとは
異なる発見がたくさんあります。

例えば、「働く」と「勤める」
似たような意味の言葉ですが

「会社 働く」「会社 勤める」 とは言っても
「会社 働く」「会社 勤める」 はおかしい。
「せんせー、どーしてですか」
と、スイスで聞かれた時、国文学科生の誇りは
あえなく吹き飛んでしまったのが、
日本語教師の道に進むことした きっかけのひとつです。

「日本人の知らない日本語」という、
日本語教師ネタの漫画が流行りましたが
ホントに「アルアル!」です。

「国語」としての日本語と、「外国語」としての日本語は
似て非なるもの。。。普段は気にも留めない「違い」や
「当たり前」を、気持ちいいくらいに
問いただしてくれるのが、留学生です。
日本語教師は、1日するとやめられない。。。。

そんな 日本語教師の「アルアル」も、追い追いご紹介していきますね。
日本の子供達も、留学生ネタが大好き!

「フィリピンの留学生にとってはね、雨の日が『いいお天気』なのよ〜、
晴れてる日が多いから、雨が、貴重だからね。」
へえ〜、という顔の子供達。
国の数だけ、常識はあるんです
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昨日が最後のA3クラス。
ネパールと、ベトナムと、中国の学生います。
決して、お勉強大好き(大得意)のクラスでは なかったけれど、
仲間大好き!日本語のおしゃべり大好きの ホントに優しい
あったかいクラスでした。

みんな、元気でね!

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(ちなみに、万葉母さんは、一番右端です)



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by kokugomirai | 2017-01-20 22:53 | 国語未来塾 | Comments(0)