今日は、二十四節気の
処暑
日中はまだまだ 残暑が厳しいですが
宵の口の夜風は ほんのり涼しさを
運んできてくれるようです。

朝イチの読書感想文1回目の
小5女子さんを 終えて
今日は、一日
日本語教師に戻り、
大学で 夏期特別講習の準備を してきました。

約1か月ぶりの構内を歩いていると,
「せんせ~!就職決まったよ!」
と、特大の笑顔が 走り寄ってきました。
別科(大学の授業についていけるよう、
まず日本語だけ学ぶコース)の時から
5年半のおつきあい。

ベトナムの留学生、Tさんです。
テストでは、いつも赤点。
レポート課題と、全出席点で
なんとか、パスしてきたTさん。

でも、とにかく、明るい!
へこたれない。
常に返事は「ダイジョウーブ」

就職に強いのは、
日本語力の前に、「人間性!」なのだと
再確認しました。

姫路にある「飲食関係の会社」だそうです。
なんでも、ベトナム進出を目指しているとか。

社長さん、お目が高い!
彼なら、誰の懐にも 難なく飛び込み
素敵な関係を作ること
間違いなしです。

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夏休み前半に行った 京丹後・伊根湾のカモメたち
その眼(まなこ)はTさんに重なります。
輝く未来を 見据えるTさん。


いっぱい 元気をありがとう!


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by kokugomirai | 2017-08-23 22:11 | 国語未来塾 | Comments(0)

1年、或は半年の 短期留学プログラム
最終日の課題は
30歳の自分へ 手紙を書こう!

アンジェラ アキさんの「手紙」に
ヒントをもらい、
最終日の「お餞別」代わりの
課題です。

アンジェラさん 30歳の誕生日、
突然、母がずっと預かっていたという
15歳のアンジェラさんが、30歳のじぶんにあてて書いた手紙を
送ってきたそうです。

「未来~の自分に あてて書く手紙なら~♪
きっと 素直に打ち明けられるだろう~♪」


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台湾・中国からの留学生が中心の女子クラス。
いつも、わいわい 賑やかに 華やかに
勉強してきました。

「30歳?あと8年後」
「結婚してるかな?どんな仕事してるかな?」
「どこに住んでるんだろう?だれと?」
「きゃあ~」
・・・・
今、22・23歳の彼女たち。
30歳までのこの7・8年が
一つの 大きな変化の時期に
なるのでしょうね。

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30歳の時、この手紙をまた読むと
きっと、今日のこの風景
この留学時代のすべてを
懐かしく思いだすでしょう。

「日本語を学ぶ」ということは
単に「語彙・文法を覚える」だけではなく、
その学生の「人生の一コマ」としての
かけがえのない時間であってほしいと
いつも思っています。


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G1/G2のみんな~ありがとう!

「未来の自分に手紙を書こう!」


国語未来塾でも、
やってみようかな。

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by kokugomirai | 2017-07-28 22:18 | 日本語の教室から | Comments(0)

五色のた〜んざく♪

「せんせー。五色の短冊の色は
何色ですか〜」

毎度、留学生の質問には
ハタっ、と立ち止まることが多いです。

緑(青)・赤・黄・白・黒(紫)で
それぞれ
木・火・土・金・水
を表すそうです。

中国・台湾からの留学生の多いクラスなので
「わあ、中国の陰陽五行思想ですね!」
はいはい。みんなの方がよく知っています。


七夕の今日は、留学生も
授業の終わりに
短冊を書きました。

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先週、日本語能力試験が終わったばかり
女子9人のクラスの願いは
日本語(勉強)のこと
将来の仕事のこと
恋人のこと

日本の大学生と 何ら変わりありません。
雨も上がって、今宵は久々にお月様。
みんなの願いごとも
叶いますように。。。

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by kokugomirai | 2017-07-07 22:41 | 日本語の教室から | Comments(0)

咲き始めた ちっちゃな紫陽花が
びっくりするほど
あつい 暑い 一日ですね。

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4月に来たばかりの 
フィンランドの学生が、
「日本がこんなに暑い!とは思いませんでした」
といえば、
物知り顔の 先輩 留学生たちが
「まだまだ これから これから~」と
にんまりして いましたよ。

今日は、ことわざの授業3回目。

蛙の子は蛙
これは、どの国も けっこうあります。

 ・犬は猫を育てない(フランス)
 ・りんごの木の幹から りんごは遠くに 落ちない(ドイツ)
 ・松ぼっくりは 木のそばにしか 落ちない(フィンランド)

情けは人の為ならず
(人に親切にすると、いつかは回りまわって 
自分に親切が 戻ってくるということ。

・人に魚をあげると、その人は 今日だけ食べられる。
魚釣りの方法を教えると その人は いつでも食べられる。

  (イギリス、アメリカ、カナダ:英語圏)

さて、お題の「おかゆは ご飯にもどらない」
こ・れ・は
覆水 盆に返らず
だから、
「起こってしまったことは 元には戻らないから
日頃から、注意しなさいね」ということ。

ただ、
むか~し、
英語で習った「It is no use crying over spilt milk」は
イギリス人に言わせると、
ちょっとニュアンスが 違うそうです。

こちらは、ミルクをこぼして泣いてる子供に
ママが「だいじょうぶ、気にしないでいいのよ。
こぼしたミルクを 泣いてもしかたないわ。
次を、そそげばいいのよ~」
という、何ともポジティブシンキング!


ことわざは その国の文化が「ぎゅっ」と
凝縮されているようです。

お・も・し・ろ・い。


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ミモザに たわわに「実」がつきました。




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by kokugomirai | 2017-05-31 23:47 | 国語未来塾 | Comments(0)

今学期も 水曜日は 多国籍の留学生と日本語を勉強しています。
マレーシア・ベトナム・台湾・アメリカ・イギリス・ドイツ・スペイン
韓国・中国の計10名。このクラスは500時間勉強してきた上級クラスです。

春学期15回の授業で、4つのトピックを扱います。
今のトピックは「ことば」。
前回は「1リットルの涙」というDVDをみて
その中に使われる「ことわざ・慣用句」や「若者言葉」を とりあげました。

毎回、その日にならったことについて、レポートを書いてもらいます。

●お調子者の、韓国キム君。
*確かに 以前よりよく聞きとれます。教科書には無い言葉とか、ことわざを
教えてもらったからだと思います。でも、初めてドラマを見たときは、
思ったより、何もわからなかったので 自分にがっかりしました。・・・
しかし、話さなければ自分のモノにできません。今から 
腹をくくります。
…先生の顔をたてるためには、一生懸命しなくてはいけません。

腹をくくる、顔を立てる・・・など、習った慣用句を一生懸命使っています。
ヨシヨシ!

●日本のアニメ大好き!の台湾からの今日子さん(ニックネームは、日本名にしています)
*今日の授業は、とても実用性がある。たくさん若者言葉と ことわざを知れば
日本人と話すとき、一言でいいたいことをうまく伝えられる。
…ところで、「ことわざを教えてください」と聞くことは、日本人と会話するときのいいテーマだ

授業で若者言葉を勉強すれば、もっと日本の若者となかよく、友達になりやすい。
もっと、若者言葉を使いたい。

上級レベルになると、教科書で習った言葉を日本人(特に若者)は使わないことに気づき
始めます。「~なければなりません」は「~なきゃ・なくちゃ」ですものね。

●スペイン育ちのマリアさんは お父さんが日本人。でも、スペインでは
全く日本語を話さなかったそうです。漢字が大の苦手ですが、頑張っています。
*大阪の若者たちが 使う言葉を習った後に、ビデオの若者の言葉を習えたのは
すごくいいと思いました。ビデオの若者言葉は、まだ少し、家族の間で聞いたことがあるので
習うのがすごく楽しかったです。・・・この若者言葉は 大切だと思います。
日本語で日常会話をスムーズにできるレベルになると、若い人と話すときに
若者言葉を知らないと しんみつな会話はしにくいです。
・・・
特に この授業でうれしかったのは『一石二鳥』という ことわざを習ったことです
一石二鳥は、スペイン語でも、英語でもあることわざで、どのくらいヨーロッパと
日本がはなれていても、おなじことわざがあるのに 私はおどろきました。


日本の子供たちに 「ことわざ」を教えるときとは、また違う「意味」があります。
どんなにはなれていても、国や言葉がちがっても、「同じ」人間が感じる「心」は同じ。
それが「ことわざ」というツールを通して伝わったんだなあと。

先生は、生徒さんから教えてもらうことも たっくさんあります。
だ・か・ら 大好きな仕事です。

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キャンパスは すっかり葉桜になりました。

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by kokugomirai | 2017-05-24 22:53 | 外国語としての日本語 | Comments(0)

今年の桜は がんばり屋さん。

まだまだ、綺麗に咲いています。
今週から、いつもの大学の日本語授業も始まりました。

新しい留学生を、迎えてくれるのが 日本の桜。
秋入学も、どんどん増えている昨今ですが
入学式には、 やはり桜がお似合いです。

図書館前の 中庭も、桜満開。
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そこに行くまでの 小径は 桜の絨毯です。

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留学生に、「なぜ、さくら と言いますか?」
おっと、来ました。この素朴な疑問。

いろいろ説はあるのですが
・咲く +ら で、「ら」は、「ちゃん」のような愛称。
「咲いている ちゃん」みたいな感じかな。

・咲く+ら で、「ら」は、「辺り」の意味。
遠くから見てもすぐ分かる「咲いている辺り」という説もあるよ。

・「さ」は、稲の神様で、「くら」=「座」で、居るという意味
つまり、「神様が 居る」花が、桜花だというもの。
これは 今年、調べて、初めて知りました😅

お花見も、元々は 田んぼに サクラの神様をお呼びし
お供えものして 豊作を祈り、
その後、一緒にワイワイ 召し上がっていただく
という、予祝の行事だったとか。。。

ともあれ、今宵も このキャンパスでは 桜浮かれが 続くはず。
日本の春、たっぷり 楽しんでね〜。

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水面にも 花筏が 浮かんでいます

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素敵な 留学生活になりますように。。。


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by kokugomirai | 2017-04-12 15:14 | 日本語の教室から | Comments(0)

2月2日(木)

昨日は、今年度最後の日本語の授業でした🎉
締めくくりは、日本語上級クラスの終了プロジェクトワーク。
半年のコースの終わりに、各学生が自分の興味のあるテーマついて
調べて、ポスターを作って日本語で発表します。
毎学期同じ課題をするのですが、学生たちの優秀さに拍手喝采!
2週間くらいでここまで仕上げるとは、さすが、国費留学生。

しかも、テーマは多種多様〜。

伊勢神宮と出雲大社のちがい  「参拝のしかた 違います:
画古墳〜高松塚とキトラ〜  「どちらも、星宿図が、描かれています」
津安二郎の世界~ 永遠に通じるものこそ、常に新しい(小津の名言)」
どうして日本を選んだか  
40人の留学生にアンケートしました!」
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などの正統派から、
・相撲・ラーメン・お弁当文化・駄菓子屋さん・おせち料理の意味」など

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日本に来た留学生たちが何に興味を持ったのか、
垣間見ることができます。
単なる紹介に終わらないよう、
「どうして、駄菓子は、今人気がなくなったのか」
「一番古いお弁当は、弥生時代の糒(ほしいい:漢字も読めません)です」
自分なりの考察も加えます。

日本人さえ知らないこともたーくさんあり(口裂け女の撃退法!)、ホントに興味津々。
珍しいところでは
・日本の都市伝説(トイレの花子さん、メリーさん、口裂け女…)
・関西の動物おみくじ
・日本女性の好きな調味料顔(しょうゆ顔とソース顔だけではないわけね)
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など。。。。10分間の発表時間では、足りないくらいでした。

しかも、このクラスは、日本人学生のビジターさんが毎回来てくれる
というなんとも恵まれた環境でした。国籍を超えてみんな和気藹々と
ホントに楽しく半年過ごしました。ビジターさんは4年生で、
「この授業が大学時代の最後の授業でした、
ほんとにみんな、優しくて、いい思い出になりました」とのこと。
名残惜しそうに、みんな、連絡先を交換しあっていましたね。
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学生時代は、いつ思いだしてもキラキラ輝く時間です。
みんなのそのキラキラのひと粒に、このJA500の授業を加輪っていたらうれしいです。。
「朝イチの授業は 辛かったけど、日本語クラスのみんなに会えるから
頑張ってきました」
「3回もスピーチがあるなんて、嫌だったけど、どんどん自分でも上手になるのが
わかりました。そして、クラスメートも、ほんとに上手になったと思います。」
など、嬉しいコメントももらいました。
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最後に昔話のトピックに出てきた「きびだんご」を
岡山に帰った時お腰に付けてきましたので
みんなで、わいわい食べました。
だから、みんなに 家来になってもらいました(笑)

鬼退治にかこつけて、みんなまた、集まろうね。

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みんな、元気でね!
また。逢う日まで~。



第一回プラチナブロガーコンテスト



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by kokugomirai | 2017-02-02 23:45 | 外国語としての日本語 | Comments(0)

1月29日(日)
日本では、ふつ~の日曜日ですが
地球上の中国文化圏では
お正月 真っ只中。まだまだ
「おめでと~!」が 響き渡っている頃です。

日本の私立大学の私費留学生の多くは
中国、ベトナムから 来ています。
なので、この旧正月シーズンは
「日本にいる意味・意志」を
強く感じるころなのでしょう。

大切な家族、大好きな友人たちと
わいわい 一番楽しめるときに
なぜ、日本・・・・(涙)

夢のため 日本で一人 旧正月(中国人男子留学生)

金曜日の最終試験の
「俳句を作りましょう」という問題の解答です。
夢と、勇気と、希望をもって 
母国を離れたからこそ 感じる寂しさ・辛さ は
きっと、これからの生きる 優しさ・強さ につながるはず。

かく言う私も、20代は、ほとんど外国でした。
スイスに1年、ドイツに3年、台湾に2年。。。
だ・か・ら
母国を離れて お正月を迎える彼らの気持ちが
痛いほど よくわかります。
でも、若い間のこの経験は
人生の宝物になること 間違いなし!です。

金曜日の最終授業の後、
交換留学3クラスの学生と 先生たちと
毎回お世話になっている 近くのカフェに繰り出しました。
交換留学生1人という時代もあったのに、
今や、この大家族。

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カフェのオーナーご夫婦も
「賑やかになりましたね~」とにっこり。
メニューにはない、ケーキを3種類も焼いて
(しかも、このサイズ!)
特別ケーキセットを作ってくださいました。

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4時間目の試験を終えて、次々駆けつけてくる学生もいて
どんどん人数は増え、写真に入りきらないほどです。

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折しも、この日は旧暦の大晦日。
みんな~!
日本の大家族のことも
忘れないでね。

新年快楽 2017年!






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by kokugomirai | 2017-01-29 10:31 | 国語未来塾 | Comments(0)