・風に揺れる雪柳が 春を手招きしているようです。
・春分の日を超えると 春の気配がまあるく膨らみ始めます。


仕事がら、国語未来塾の保護者の皆様への連絡メールには
なにかしら、一文、季節のご挨拶を入れています。
すると、「先生、私たちにも 季節の一文、教えてください!」との
お声をいただき お役に立てるならば…と 
今週の火曜日に、そっと はじめてみました。

「淑女の 言の葉 結び」

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日頃忙しいママたちへ。
「弥生」の語源は?
草木が「(いや=ますます) (お)いる=月」ですよ。
そして、今月の二十四節気は?
「先生、二十四節気って、何ですか。聞いたことはあるけど…」
子供さんたちにも、教えているんですよ~029.gif
弥生の24節気は「啓蟄(けいちつ)」と「春分(しゅんぶん)
冬の間、眠っている虫たちが目を覚ますころ(啓蟄:3月6日ごろ)
昼と夜の長さがちょうど同じになるのがこの日。(春分:3月20日)

太陽が真西に沈むので、あの世「彼岸(ひがん)」と、この世「此岸(しがん)」の
堺の扉が開く日。だから、お墓にお参りして、ご先祖様に
みんな元気で暮していることを、感謝しつつご報告する日なのですよ~。

そんな、暦のお話から始まり
旬のお花(今後は、お野菜・魚・行事などとりあげます)
ミツマタ(三枝:サキクサ)」
を、読み上げだ万葉の歌のご紹介に入ります。
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春去れば まず、咲きくさの 幸(さき)くありて
後(のち)にも 逢はむ な恋(こい)そ 吾妹(わぎも)」

(万葉集1895番歌;柿本人麻呂歌集)
春になると、まず、真っ先に咲く、さきくさ(三枝)のように
幸(さき)く(=無事で)いて、きっと、また逢えるのですから、
そんなに、思い悩まないでいてくださいね、可愛い妻よ…

先が3つに分かれて咲く ミツマタは
万葉集では「幸くさ(さきくさ)」と呼ばれていて
春に「幸せいっぱいありますように…」と祈りを込めて咲く花なんですよ~。

しだれ柳が、風にふうわり 揺れる様子は。。。 
「しだれ 柳の とをを にも・・・」
漁にでる 海人(あま)さんの漕ぐ船の梶の音は。。。
「海人の梶の音 ゆくらかに」
こんなふうに、たっぷり(=とををにも
ゆったり、くりかえし(=ゆくらかに)、大好きな人、物をおもうのが
万葉人なのです。みなさんは、何を思いますか~?

後半は、メールに添える一文作りです。
子供たちと同じように、五感をたっぷり使います。
白い紙を お渡しして、五感で捉えた単語を書いてもらいます。
「どうしよう~。たのし~」
ママも真剣です。

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上質な一文をそっと添えると、単なる連絡メールでさえも
心安らぐひと時を 届けることができるはず。

・窓いっぱいに ミモザが風に揺れて 笑いかける朝です。
・あちこちから 花便りが届くころになりましたね。
・沈丁花の 甘やかな香りに ふと足を止めました。
・春野菜が 食卓に上る頃、子供たちの春休みが始まりましたね。
・春風にのって、ついついスキップしてみたく成る頃ですね。
・・・

あっという間の 二時間でした。
これから、毎月 ぜひ行いたいと思っています。
詳しくは、 お問い合わせ下さいね。

*どこでも 出張「淑女の 言の葉 結び」に 伺います060.gif
大人も、子供も 草木のように ますます 生い茂る 弥生です。


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by kokugomirai | 2017-03-22 18:42 | 国語未来塾 | Comments(0)